- 2023.03.27
- ブログ
春野菜の効能
桜の開花が始まり、いよいよ春の到来です。日中は暖かい日も多くなり過ごしやすくなりました。スーパーの店頭にはさまざまな春野菜が並び、春の訪れを感じます。
今回は“春野菜の効能について”お話したいと思います。
春野菜とは春に成熟する野菜のことを言い、「春○○」や「新○○」と呼ばれるものがあります。他にもたけのこやタラの芽などの山菜類やそら豆やえんどうといった豆類も春野菜です。これらの春野菜には食べたときに独特の苦味や香りがあるものが多いのが特徴です。この苦味成分は「植物性アルカノイド」と呼ばれ、体内の細胞に溜まった余分な熱や水分といった老廃物を排出する働きがあります。他にも脂肪の分解を助ける働きや利尿作用、活性酸素の除去といった作用もあります。
春キャベツ
葉の巻きが緩くて柔らかい、甘みが強いです。一般的なキャベツと比べてビタミンCやカロテンの含有量が多く、美肌対策に効果的です。
新玉ねぎ
皮が薄く、水分が多い。白い実が露出しているのが特徴です。みずみずしく、甘みが強いです。ビタミンB1や硫化アリルを多く含みます。熱で失われてしまうので、生食がおすすめです。
新じゃがいも
皮が薄く、水分が多い。
ビタミンB1、C、カリウム、ナイアシンが豊富です。じゃがいものビタミンCはデンプンに包まれ守られているため効率良く摂取できます。
アスパラ
アスパラギン酸が豊富で、新陳代謝を活発にし、疲労回復に役立ちます。
そら豆
植物性タンパク質を多く含みます。他にもビタミンB群や食物繊維、鉄分、カリウム、亜鉛を含み、疲労回復や貧血、便秘の予防などにも効果があります。
たけのこ
食物繊維、カリウム、亜鉛を多く含むので、むくみ予防や高血圧予防、整腸作用などが期待できます。
ふき
カリウムが多く含まれ、高血圧予防やむくみ予防といった効果が期待できます。
菜の花
ビタミンB群、Cを多く含み、抗酸化作用があります。
まだまだたくさん春野菜はあります。
春野菜をたくさん取り入れて、デトックスしましょう。