- 2022.10.03
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かぼちゃの栄養価と効能
10月に入り、だんだんと過ごしやすい日が多くなってきました。10月といえばハロウィンがありますね。街のいたるところにハロウィンの装飾やイベント、仮装やお菓子のグッズなどが見られ、賑やかです。そしてハロウィンといえば、”かぼちゃ”ですね。今回はかぼちゃの栄養価と効能についてお話したいと思います。
かぼちゃの栄養価と効能
①βカロテン
かぼちゃの黄色い実にはβカロテンが豊富に含まれています。βカロテンは体内に入るとビタミンAに変わり、皮膚を強化したり、粘膜を強くしたりする効能があることから免疫力を高めてくれます。
②食物繊維
かぼちゃの皮の部分には食物繊維が豊富に含まれています。この食物繊維が腸内環境を良くしてくれる善玉菌を増やしてくれることから、便秘予防やデトックスの効果があります。
③ビタミン類
かぼちゃには多くのビタミン類が含まれています。その中のビタミンB1は疲労回復の効能があります。その他、皮膚や爪などを元気にしてくれる効果のあるビタミンB2、美肌効果に欠かせないビタミンC、血行を良くする働きのあるビタミンK、老化や冷えを改善するビタミンEなどいろいろなビタミン類を含んでいます。
④リグナン
かぼちゃの種に含まれるリグナンには育毛効果があり、薄毛の原因となる成分を阻止する働きがあったり、髪の毛を元気にする働きがあります。
⑤ルテイン
ルテインは緑黄色野菜に多く含まれており、かぼちゃにも多く含まれています。ルテインの効能には眼精疲労効果や視力低下の予防効果があります。
⑥葉酸
葉酸には妊娠中に摂りたい栄養価の1つで、胎児が正常に器官などを作るのに最も重要な栄養素になります。
かぼちゃの栄養を効果的に摂る食べ方
①油を使って調理する
油を使って調理することで、βカロテンとビタミンEの栄養価の吸収を高めてくれる効果があります。
②皮付きで食べる
皮のまま食べることで、皮に含まれる食物繊維とβカロテンをしっかり摂ることができます。
これからの季節、かぼちゃを食べる機会も増えるかと思いますが、これらのことを意識して食べてみましょう。