- 2022.11.07
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鍋の効能
今日は立冬です。日中は暖かいですが、朝晩は肌寒くなってきました。これからの季節食べたくなるのが「鍋」ですよね。今回は鍋の効能についてお話したいと思います。
鍋の効果
1.体が温まる
温かい煮汁でグツグツ煮込んだ鍋料理は冷えた体を芯から温めてくれます。体が温まることで血行が良くなり、基礎代謝が上がり冷え性や低体温症の改善に繋がります。また脂肪燃焼効果も期待できます。
2.野菜がたくさん取れる
鍋料理は野菜をたっぷりと使うことが多く、火が通っているのでたくさんの量を食べることができます。野菜から溶け出した栄養分は雑炊などにすることで、逃さず摂取することができます。
3.栄養バランスが良い
色々な食材を使用するため、幅広く色々な栄養分をとることができます。肉や魚、練り物や野菜など色々な食材を使用するように心がけましょう。
4.団欒の時間になる
一つの鍋を囲んで同じ時間を楽しむことで、とても良い団欒の時間となります。
鍋の種類
1.寄せ鍋
家庭の鍋料理の代表的なもので、味付けはだしを効かせた煮汁に醤油や味噌などを加えます。具材に決まりはなく、それぞれの家庭で好きなものを選んで入れることが多いです。
2.水炊き
基本の鍋料理です。水や出し汁で具材を煮込み、食べるときにポン酢をつけて食べます。基本的には鶏肉を使用します。
3.石狩鍋
北海道石狩地方の郷土料理で、鮭を使用します。大根やじゃがいも、ごぼうなどの根菜を使用し、味噌仕立ての味付けです。酒粕やバター、牛乳などを隠し味に加えてまろやかな風味を出します。食物繊維の豊富な根菜類を使用するため、便秘改善や美肌効果があります。
4.キムチ鍋
白菜キムチを使用するのが基本です。具材は白菜、ニラ、豚肉、魚介類、キノコ類、豆腐などが定番です。香辛料が含まれているので、ダイエット効果が期待できます。刺激が強いので、胃腸が弱っているときや小さなお子様のいる家庭は注意しましょう。
5.豆乳鍋
中華風でまろやかな味付けです。便秘改善、美肌効果、ダイエット効果、生活習慣病予防など優れた効果が期待できます。とろみがあるので冷めにくいです。
鍋料理は特に決まった作り方や材料はなく、それぞれの家庭で好きなものを入れて楽しむというのが大前提です。体を温めることで体の冷えやコリを解消し、血行が良くなり眠りにつきやすくなります。また具材を切るだけという簡単な調理法ですぐに作れるというのも嬉しいですね。これからの季節、いろんな鍋を作って体も心も温まりましょう。