- 2022.08.10
- ブログ
脱水症について
毎日暑い日が続いておりますが、体調を崩されたりされてませんか?
今回は脱水症についてお話したいと思います。
脱水とは体の水と電解質(塩分など)を失うことをいいます。この体液が失われると脱水症に陥ります。脱水症の症状としては、めまい、立ちくらみ、頭痛、食欲低下や筋肉痛などの症状が見られ、重度となると意識消失なども見られます。特に子どもや高齢者は脱水症になりやすいので注意が必要です。
〈脱水症のチェック方法〉
①握手をする
→手が冷たい
脱水症になると、血液は生きていく上で重要な臓器に集まります。そのため手足には血液が届きにくくなり、冷たくなります。
②舌を見る
→乾いている
脱水症になると、口の中の唾液が減少し、舌の表面が乾いてきます。
③皮膚をつまむ
→皮膚がつままれた形から3秒以上戻らない
脱水症では皮膚の水分が減少し、弾力性がなくなります。
④親指の爪の先を押す
→赤みが戻るのに3秒以上かかる
指先は血管が細いので、変化が出やすい部分です。
⑤脇の下を確認する
→乾いている
通常、脇の下は汗による潤いがあります。脱水症になると汗が出なくなり、脇の下が乾燥します。
〈脱水症対策〉
①規則正しい食生活
②1日8回を目安にこまめな水分補給
③喉が渇く前に水分補給を行う
暑い時期はまだまだ続きます。脱水症対策には、水分補給が欠かせません。加えてきちんと食事をとるなど、規則正しい食生活を心がけましょう。